2016年02月10日

大和川紙工 高機能紙管の生産ラインを増設

hybrid_core_with_cap_01.png 大和川紙工(本社・大阪市阿倍野区、春山礼孝社長)はかねて紙のリサイクル性とプラスチックのクリーン性を両立させた紙管「ハイブリッドコア」を開発。生産ラインのわかさ工場1号機(福井県三方上中郡)がフル稼働状態となったため、このほどラインを増設した。
 ハイブリッドコアは低発塵性、低帯電性、高平滑性、高真円性などの優れた特性を有し、従来型紙製コアの常識を破る高機能紙管である。
 クリーンルームでの使用では、クラス1000レベル(単位立方の空気内に0.5―5ミクロンの塵埃数が1000個以下)に対応できるとされ、ほとんどのクリーンルーム内での使用が可能である。
 用途は光学フィルム、医療用フィルム、電池セパレーター、TACフィルムなど。プラスチックコアと同等の性能があり、なおかつ価格優位性も保持しており、既に大手フィルムメーカー4社に採用されている。
 ハイブリッドコアは継ぎ目のない「シームレス紙管」をベースに、表面は紫外線硬化樹脂を塗装し、内面には防塵機能を有するパーチメント紙を貼付した高機能紙管。樹脂管の長所とされる低い発塵性と紙管特有の真円性を兼ね備えている。
 筒の側面の形状を示す真円度は樹脂管の約3倍で、フィルムのシワ予防や稼働時の機械の振動抑制、生産効率の向上に寄与する。
 一昨年に新製品を開発し、紙管の端部にメタクリル酸メチル(MMA)を原料とするカバーを取り付けた。これで机などとの摩擦や接触による紙粉の発生も防げる。フィルム製造拠点で実証試験を行っており、今年にも市場に投入する意向。
 引き続き光学フィルムや医療用フィルム、リチウムイオン電池セパレーターなどを扱う1次加工メーカーを軸に据えながら、コンバータなどの2次加工メーカーにも売り込んでいく方針。
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2014年08月01日

特殊加工で紙を半透明に ハート「ワックスプラス加工」

ハート・ワックスプラス加工(10%縮小)h26.7.30.jpg ハートは、紙自体にワックスを塗布することで半透明にする「ワックスプラス加工」と、この技術を用いた「ワックス窓封筒」を顧客に奨めている。
 「ワックス窓封筒」は封筒の窓部分を特殊加工によって紙自体を半透明にしている封筒のこと。封筒の内側にフィルムを貼っていないので、DMや書類を封入する際にひっかかるなどのトラブルがない。
 封筒の窓は一般的に四角形のイメージが強いが、ワックス窓封筒なら自由な発想で変形窓や複数窓などにできるので、窓部分をデザインとして表現することが可能である。また、ハートのオフセットでフルカラー印刷が可能。半透明の窓部分にも印刷できるので、アイデア一つでインパクトのある封筒を作ることができる。
 グリーン購入法(古紙パルプ40%配合)に適合しており、紙資源としてそのままリサイクルに出すこともでき、環境に配慮する企業に注目される製品。
 「ワックスプラス加工」は「ワックス窓封筒」を応用したもので、平判紙(例えばA4サイズの用紙)に特殊加工を施し、紙の一部を半透明にする加工。これはワックスの半透明感をデザインに活かせないかというユーザーの要望から誕生した。
 「ワックスプラス加工」は平判紙を使用するため書籍カバーや扉、フライヤー、パンフレットなどアイデア次第で幅広い使い方ができる。
 また、このほどグラフィック社発刊の「デザインのひきだし22」で、グラフィックデザイナーの祖父江慎氏の連載コーナーでこの技法=写真=が紹介された。
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2014年03月25日

スマレコノート・ペン対応iPad専用アプリを配信 ナカバヤシ

ナカバヤシ・スマレコh26.3(縮).JPG ナカバヤシ(辻村肇社長、本社大阪市)では2月25日から、デジタル連動型文具「スマレコ」シリーズで展開中の「スマレコノート」「スマレコペン」対応iPad専用アプリ「スマレコノートfor iPad」「スマレコペンfor iPad」をAppStoreで無料配信している。
 スマレコは、スマートフォンなど端末の撮影機能を利用し、手書きの情報を手軽にデータ化し活用できるデジタル連動型文具シリーズ。ノート、ダイアリー、カレンダー、ペン、スタンプ、プリント、マーカー、アルバムの全8アイテムを展開している。
 「スマレコノートfor iPad」は、各ページ上辺と右辺に設けられた『分割マーク』を任意に塗りつぶし撮影することで、範囲ごとにワンタッチでブラインド(覆い隠し)ができる実用ノート「スマレコノート」専用アプリ。
 通勤通学中の電車内など、どこでも気軽に暗記学習ができる。学生はもちろん、社会人の語学や資格取得など自己啓発学習に便利だ。
 また、「スマレコペンfor iPad」は、手書きのメモや資料などの任意の箇所を線で囲み撮影することで、囲まれた範囲だけを自動的に切り抜き、データ化できる特殊なペン「スマレコペン」専用アプリ。
 切り抜かれたデータは台形補正や色補正、サイズ補正を自動で行うので、難しい操作なく手軽に美しくデータ化できる。料理レシピや会議資料などデジタルスクラップを簡単に楽しめる。
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