昨年11月に「和紙 日本の手漉き和紙技術」として、本美濃紙(岐阜県美濃市)、細川紙(埼玉県小川町、東秩父村)と共に登録されたことを記念し企画された。
石州和紙は原料に楮、三椏、雁皮の靭皮(じんぴ)繊維を使用。補助材料としてネリにトロロアオイの根の粘液を用いて、竹簀(たけす)や萱簀(かわす)を桁に挟んで流し漉きすることで作られる。
会場には、石州半紙をはじめ画仙紙や書画用紙、色紙、便箋、名刺、コースターなどの和紙製品が並び、買い物客の目を楽しませている。
ワークショップでは、先人からの製造技術を継承する石州半紙技術者会のメンバーが紙漉きやつけ染め和紙の実演、体験会を繰り広げ、和紙の魅力や技法を伝えている。
同会の久保田彰副会長は、「今回の遺産登録で石州半紙がどういう紙なのか問い合わせが増えている。一般の人に知ってもらえるように日本の和紙を世界に情報発信したい」と、話していた。
