2016年12月19日

紙之新聞(第6296号) 2016年12月8日

■ 国内代販3カ月ぶりに減少 10月の印刷用紙 
   総在庫、3カ月ぶりに100万㌧割る 
■ 「森林環境税」導入見送り 
   18年度改正で結論 自民税調 
■ バイオマス度98%の紙容器 
   日本製紙「NP―PAK Bio」 
■ 全地区マイナス 首都圏新聞折込広告 
   3カ月連続、5業種で減少 
■ 英国の粘着製品加工会社を買収 リンテック 
■ インタビュー【この人に聞く】 
   NPO法人環境文明21共同代表 加藤三郎氏 
   「パリ協定」備えは大丈夫か(第5話) 
■ コラム【紙点】 
   お嬢様政治への怒り吹き出す 
■ 【中洋連特集】
■ パリ協定に後れを取った日本 
   環境文明21 全国交流大会で議論 
■ 環境とエネルギーの未来を展望 エコプロ2016 
■ 里山風景、リアルに表現 和紙ちぎり絵作家が個展 
■ 中越パルプ工業が実行委員会特別賞 ウッドデザイン賞 
■ 丸沼高原スキー場、オープン 日本製紙G 
■ 商品展示と講演会開く KPP中部支店 
■ 墨で描く、白と黒の無限の世界 田中逸齋展
■ 【講演録】
   京都造形芸術大学教授 竹村真一氏 
   地球目線で未来をデザインする 
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トランプ効果―景気良くなるがコストプッシュ 西段工・大坪清理事長

大坪清理事長h28.12.17.JPG 西日本段ボール工業組合(大坪清理事長)は12月14日、ヒルトン大阪で開催した理事会終了後、午後5時から忘年懇親会を行った。大坪理事長(レンゴー会長兼社長)は冒頭、今後の段ボール産業の見通しについて、「来年にかけて景気は良くなるが、コストプッシュの問題が出て来る」と述べた。同氏の挨拶は次のとおり。
 段ボール生産は上振れ
 今年は比較的良い年だったと思う。例年であれば、私の耳に何だかんだと不平不満が届いているのだが、今年はあまりそういうことがなかった。ということは、皆様方がよく業界全体のことを考えながら、自らの会社の発展に努力され、それが結果として出て来ている。
 今年の日本全体の段ボール生産は139億平方㍍を超える。先ほども数字の発表がありましたけれども、私はもう少し上振れするのではないかと思う。来年1年間の見通しも141億平方㍍ということですが、これももう少し上振れするのではないかというのが、私の個人的な見解であります。
 今日、発表のありました日銀ディフィジョン・インデックス(DI)もプラス10で、それまでのプラス6を上回った。これは各企業のトップの考え方がプラスに転じてきているということ。DIは自分の会社の状況が、前年に比べて良くなっているか、悪くなっているかを示すもので、良くなっているという答えの人が圧倒的に多くなっている。日銀短観は色んな調査をしているが、その数字とDIが大体合ってきている。
 そこへ11月8日の例のショック(トランプ氏が米国の次期大統領になったこと)である。日本の新聞は「ショック」と書きましたけれども、向こうの新聞は「インパクト」と表現している。このトランプ効果、トランプ・インパクトがずっと続いていて、今日も日経ダウが1万9000円台まで値上がりしている。トランプ・インパクトが出てからの値上がりは2000円。日本全体の景気も、そういう状況でプラスに転じている。
 米国や中国で段ボール製品値上げ浸透
 アメリカは今、絶好調です。われわれの業界のアメリカは、コンテナー・ボード、コルゲーテッド・ケースは両方とも価格修正が通っている。コンテナー・ボードは10月に値上げを打ち出したわけです。その頃、実際はどうかなと言われていたが、トランプ効果があって、50㌦の価格修正が完全浸透した。それを受けて、コルゲーテッド・ケースの方も今、色んな動きが出ておりますけれども、ほぼ通ってきているという状況です。
 それから、中国も皆様ご存じのとおりで、中国では今、段ボールケースの値段が30%近く上がっております。ユーザーはそれを了解しないと、ケース自体が入らないという状況です。日本の中国への進出企業も、やむを得ないということで、状況はどうかと色々聞いてこられますけれども、受け入れざるを得ない状況です。
 段ボール原紙に到っては、中国では手に入らないという状況。その原因は何かというと、やはり原燃料が急ピッチで上がっている。石炭が急ピッチで上がった。
 古紙も上昇し、原紙採算悪化
 古紙は今、中国では日本円換算で25円前後になっている。こちら(日本)から行ったものも23円ぐらいとなっている。
 その影響で、日本国内の段ボール古紙も今、21~22円ということになっている。実際、その価格でないと入らない。そうすると、今の日本の段ボール原紙というのは、取引は個別になっておりますが、製紙メーカーは今の価格では成り立たなくなっている。この状態が続けば、業界の再編というか、整理淘汰がかなり早いピッチで進むのではないかといった状態が今、現実に起こっている。
 皆様方、非常に努力されて、今年は平穏無事に経過して来ましたけれども、これから来年にかけて、景気自体は良くなりますけれども、同時にコストプッシュの問題が出て来ます。
 
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2016年12月16日

紙之新聞(第6295号) 2016年12月5日

■ 製紙大手6社、3社が減収減益 第2四半期決算 
   円高で売上減顕著 板紙・家庭紙堅調、洋紙は不振 
■ 利用率64%超え 9月の古紙 
   回収率、6カ月ぶり80%割る 
■ 書籍・雑誌とも大幅減 10月の書籍・雑誌 
   送品稼働日の減少が影響 
■ 「とと姉ちゃん」きっかけに 
   久我英二氏が雑誌作り語る 
■ インタビュー【この人に聞く】 
   NPO法人環境文明21共同代表 加藤三郎氏 
   「パリ協定」備えは大丈夫か(第4話) 
■ コラム【紙点】 
   革命の終点は終身刑か独裁か 
■ 「アンケート調査報告セミナー」開催 フォーム工連 
   数字が示す市場の現況と課題 
■ テストライナーの倍増続く 紙・板紙10月輸出 
   板紙、2カ月連続4万㌧超 
■ 輸出は依然大幅増 9月の中国概況 
   輸入の増加傾向続く 
■ 東京・墨田区の新名所へ 「すみだ北斎美術館」オープン 
■ トイレ紙、2カ月連続減 10月家庭紙出荷高 
   輸入量は36・3%プラス 
■ 砂糖・甘味以外、全主要部門減少 クラフト紙袋出荷実績 
■ 【回想録】
   富士精版印刷会長 石川忠氏 
   我が足跡を辿る(下) 
posted by 泉 at 16:39| Comment(0) | 紙之新聞2016年 | 更新情報をチェックする